■最後の晩餐 概要■

 ▼作者:レオナルド・ダ・ヴィンチ

 ▼場所:サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院―食堂

 ▼年代:1495-1498

 ▼分類:修道院が世界遺産登録



【目次】

 @概要とストーリー(このページ)


 A描かれている人物


 B細かく描かれたストーリーと謎、雑に扱われた過去



■ストーリー■

【描かれたのは「最後の晩餐」 イエスの発した一言】

 「最後の晩餐」は、レオナルド・ダ・ヴィンチが、彼のパトロン*であったルドヴィーコ・スフォルツァ公の要望で描いた絵画です。

 これは、キリスト教の聖書に登場するイエス・キリスト最後の日の、最後の晩餐の情景を描いている。ヨハネによる「福音書*13章21節」より…

12弟子の中の一人が私を裏切る。


 とキリストが予言した時の情景です。

*パトロン…芸術家を経済的に援助する人。
*福音書…キリストの言行録。彼の死と復活を語る事を目的とした内容。


【ユダの裏切りと、イエスの死】(ヨハネの福音書より)

 当時のユダヤ教の支配層が、彼らにとっての宗教権威・秩序を乱すものとしてイエスを嫌悪していました。

 このような理由から、祭司長や律法学者(ユダヤ教を支配していた人々)は、なんとかイエスを捕らえて殺そうと考えていた。

 サタン*が乗り移った弟子の一人、「ユダ」は、祭司長たちのところへ行き、『あの男をあなた達に引き渡せば、幾らくれますか?』と言った。
 彼らは、銀貨30枚を支払う事を約束し、その時から、ユダはイエスを引き渡す機会を狙っていた。

 過ぎ越しの祝い*の 晩餐が始まった。
 イエスは、『あなた方のうちの一人がわたしを裏切ろうとしている。』と断言し、弟子たちは互いに顔を見合わせた。 (ここが絵に描かれている)

 「主よ、それは誰ですか」と訊ねると、イエスは答えた。「わたしがパン切れを浸して与えるのがその人だ」。
 イエスはパン切れを浸して、ユダに与え、「しようとしていることを、今すぐ、しなさい」と言った。 ユダはパン切れを受け取ると、すぐに出て行った。

…その後、イエスは反逆者として捕まり、十字架に張りつけられ、死を迎えました。

*サタン…ユダヤ教、キリスト教とイスラム教における悪魔。
*過ぎ越し祝い…イスラエルの民が、奴隷となっていたエジプトから解放されたことを記念する祭り。宗教上の第1の月の14日から始まる1週間。


>>>BACK TO HOME<<<